お店のお休みの日に、おいしいお魚はないかと生駒の近鉄百貨店に行ったのですが、天気もまずまずで、暖かい日差しについつい誘われて生駒山の宝山寺まで足を延ばしてしまいました。
生駒駅を出ると南側に短いアーケード商店街があります。これが知る人ぞ知る「ぴっくり通り」です。
「びっくり」ではなく、「ぴっくり」というネーミングの由来はよくわかっていなくて、その商店街の短さから来るのか、売られている商品にびっくりしてつけられたのか・・ともかく何ともdeepな響きであります。
この「ぴっくり通り」を少し外れたところにうどんつゆやだしの素など、おだしの専門のお店があります。その名は「堀内栄養食研究社」。
その社名からして凄い!
以前、知人から紹介してもらって、その商品をいただいたことがあったので、一度直接行ってみたくて訪ねたのですが、あいにく日曜日ということで定休日でした。
HPもあるので、今度はHPから注文してみようと思っています。
これにめげずに、しばらく近辺の道を上り下りしていくうちにいつしか宝山寺の参道に出ました。
こうなったら行くしかないと、ひたすら階段を上ります。
途中、参詣者のための旅館などもあり、往時がしのばれます。
息を切らせながら登ること20分。
役行者が開いたとされる修験道場を17世紀に湛海律師が再興し、歓喜天を祀ったといわれる宝山寺(生駒聖天)についに到着しました。
本尊の不動明王を祀る本堂のほか、境内のいたるところにたくさんの菩薩や観音様を祀るお堂や石仏があり、そこではたくさんの人々のお祈りをされる姿がありました。
帰りは、懐かしいケーブルカーに乗って山を下りました。生駒山上遊園地は現在冬期休業中ということで、乗降客も少なかったのですが、こんな身近なところにも、まだまだ味わい深いところがあるということをあらためて感じた1日でした。